健康はウォーキング&ハイキングから
数年前の健康診断により主治医の先生から「生活習慣病、いわゆるコレステロール等が少し高め」であることを言われ、これらを治すには「一日1時間歩くこと」を指導された。
その日から歩き始め、最初は嫌々でしたが今では習慣になり現在ベルトの穴2つの余裕です。
私の健康上の理由もあってハイキングや登山(初心者向け)へ女房と行くことが多くなりました。多いといっても冬以外の季節の良い時期限定ですが・・・。
私たちは一般ハイカーのような早朝電車に乗り、山の天気が安定している午前中に山頂を目指す。という超健康かつ正統登山は一度もしたことがなく、もっぱら近畿の近場を車で行くマイカー登山です。
以前、葛城山登山駅で準備をしていたらロープウェイから降りてきた観光客の人が「エッ今から登るのですか?」と驚いたように声をかけられた。(そのときの時間は午後3時頃)
特に趣味がないから山に行くのかもしれません。お金もさほどかからず近年もてはやされているマイナスイオンも満喫でき、何よりも美味しくご飯が頂けるからです。
ウォーキングは8つの「健康効果」があるといわれていますので御紹介します。
①生活習慣病の予防 |
積極的なウォーキングは、体内に充分な酸素を取り込みながら行う有酸素運動なので脂肪を効率よく燃焼させ心肺機能の向上や肥満の解消に効果がある。 |
②骨粗しょう症の予防 |
カルシウムの固定率アップと骨密度の増加に効果。 |
③老化予防に役立つ |
足の筋肉が働いて、下半身にたまった血液は心臓に押し上げられ血流が良くなる。すると大脳の血のめぐりも良くなり脳の働きが活発になる。 |
④体脂肪が減少する |
前述のようにウォーキングは体内に酸素を取り込みながら行う有酸素運動なので脂肪が効率よく燃焼される。 |
⑤脚が細くなる |
運動すると脚が太くなると思われがちですが最近ではウォーキングによって足が美しくなったという女性が増えています。 |
⑥肌の調子が良くなる |
ウオーキングなどの運動を継続していると身体の新陳代謝がよくなる。 |
⑦集中力が高まる |
歩いていると脳への酸素の供給量は安静時より30~50%も増加する。 |
⑧ストレス解消になる |
ウォーキングで外に出かけることは気分転換になる。 |
以上が8つの効果です。
私のこの時期のお勧めは、大和葛城山(標高959m)です。頂上まではロープウエイ、ハイキングコース(約1時間)どちらでも行けます。金剛山の展望が雄大な南面に赤いジ
ュウタンを敷きつめたように群生する一目100万本のツツジは圧巻です。それと山の妖
精カタクリの花です。(本によると、山頂のどこかにひっそりと咲いているそうなのですが)
残念ながら私はまだこの花に出会っていません。
この葛城山は季節により色々な景色を楽しむことができます。
6月のブナ林、萌える新緑の頃もいいですし、金色に波打つススキの秋もおすすめです。
ウォーキングは、自分のペースでできるのが良い。無理せず自分の身体と相談しながらゆっくり、ゆっくり。それでも確実に頂上(ゴール)に近づいて行ける。頂上に立ったとき「ヤッター」と心の中で叫び、べっとりと掻いていた汗が一瞬にして引き、そして顔面には雄大な景色が広がっている。身体は疲れているがそんな達成感と充実した時間を過せます。又、老若男女に関係なく身一つでできるシンプルかつ単純なスポーツをしない手はありません。
皆さんも始めてみませんか?ウォーキング&ハイキングを。