「ANABA検証」
株式会社 サンコム
川原田 勉
| 『近畿のANABA』を依頼された時に、「どんな事でも構わない」「一番簡単だ」等の言葉を聞き、適当に簡単に書けるだろうと自分の中では思っていましたが、いざ書こうと思い考えてみると、驚くほど自分には『穴場』となる場所が無い事に気が付きました。 穴場が無い原因は、自分の1週間の行動を振り返ってみれば明らかです。 ほぼ毎週仕事に行って真っ直ぐ家に帰るというのを繰り返し、休日は家族で市内にある公園等に行って遊び、その後子供が昼寝をすれば自分の時間になるため、日頃の疲れを癒すために自宅でのんびりする･････。 そんな1週間を繰り返しているため、自分が思い付く『近畿のANABA』は『近畿の公園のANABA』くらいしか思い付きません。 しかし、例えばここで「ここの公園は人が少ないが遊具が楽しい」等の感想を書いたところで、興味を持つ方がいらっしゃるとは到底思えず、また市内の公園となれば対象となる方がより限られる事から、『近畿の公園のANABA』はこのコーナー向けの話題とは思えません。 |
そこでいろいろと考えた結果、今回は『近畿のANABAの対象になるかどうかを検証する』という事を前提に、この文章を進めて行きたいと思います。 |
| そして今回自分が検証の対象とするのは、当本社の所在地である『たつの市』にしてみようと思います。 たつの市は、兵庫県の南西部に位置する市であり、2005年10月1日に龍野市、揖保郡新宮町・揖保川町・御津町が合併して誕生したということで、『たつの市』としては当然の事ながら歴史が浅い場所です。 しかし、合併する以前の1市3町はとても歴史や伝統が深く、当本社のある旧龍野市においてはその町並み等から『播磨の小京都』といわれています。 |
最初に行った場所は、会社から車で5分の『龍野公園動物園』という場所なのですが、自分がたつの市を検証の対象にしようと思ったのは、実はこの公園動物園こそ『穴場』に相応しいのではないかと思ったからです。
園内には鹿や猿など、動物の数は少ないながらその分非常に近くで動物を見る事が出来ますし、人が混雑することもないため、ゆっくりと独占して動物を見る事が出来ます。
また、周辺は『一目3千本』といわれる桜の名所として知られ、桜の季節になれば絶好の花見スポットとなります（この場合は動物園も多少混雑しますが･･･）
以上の事から、当然ここは穴場といえる場所だと思います
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【赤とんぼの碑 】 動物園のすぐ傍にある『赤とんぼの碑』という場所ですが、自分は何回もこの場所を通っているのですが、今回検証するにあたっていろいろ調べた時に初めてその存在を知りました。 この『赤とんぼの碑』は、童謡の『赤とんぼ』の詩が書かれた石碑があり、その石碑の前に立つと、『赤とんぼ』の曲が流れるといった場所です。 |
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| 【 童謡の小径 】 こちらも同じく動物園の近くにあり、また同じように童謡の歌碑が何ヶ所も点在されています。 階段を登りながら歩いて行き、その途中にある歌碑を見ながら、そして曲を聴きながら歩くのはとても新鮮でした。 階段を登りきれば『白鷺山展望台』があり、そこから見るたつの市の風景は、いつも通勤しているたつの市を一望出来、自分はとても気に入った場所でした。 この『赤とんぼの碑』と『童謡の小径』は、『穴場』という意味では違うような気がします。 やはり穴場というのは、「あまり知られていない特別な場所」と自分は思いますので、この2つの場所については、恐らく地元の人や、たつの市に関連のある人しか興味を持たないように思います。 |
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| 以上、時間の都合上あまり多くの場所へは行けなかったのですが、結論から言えば、歴史を散策するには十分に楽しめると思えますし、また自分のおすすめである動物園もあることから、このたつの市は近畿の穴場の対象となるだろうと思います。 今回たつの市の名所等を調べるにあたり、色々なパンフレット等を参考にしたのですが、他にもたつの市には多数の観光名所が存在します。 また、姫路市の姫路城等、近隣においても観光名所が多数あるので、それらと共に観光すれば、より一層『穴場』として楽しめると思います。 最後に、こういった文章を書く経験があまりないため、分かり難い文章になったかもしれません。 |
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